全日本青汁選手権

よもぎ(蓬・ヨモギ)

草もちの材料によく使われるこのよもぎにも、実はたくさんの栄養素が含まれています。とくによもぎのあの独特の香り成分は、他の青汁にはない有効成分として、現在注目を集めています。

例えばシネオールという香り成分。ローズマリーからも抽出され、アロマテラピーにも利用されています。その効果は交感神経の働きを抑え、反対に副交感神経の働きを強めるというもの。これにより脳神経を沈静化させ、睡眠を促すといったリラックス効果があります。

ストレスなどにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れると不眠や動悸、下痢、頭痛、肩こり、だるさに冷えやイライラといった、なんとなく体調が優れないという状態になったりします。こういった心身の微妙な不調の改善にシネオールは効果的なのです。また、シネオールには消化酵素の分泌を促進し、胃の働きを活発にする健胃作用、さらには抗炎症作用もあります。花粉症などのアレルギー症状がつらいときにも有効の成分なのです。

他にはβ‐カリオフィレンという香り成分があります。これもシオネール同様、アロマセラピーで使われる香り成分です。このβ‐カリオフィレンは女性ホルモンに働きかける特徴があり、月経前症候群(PMS)や生理不順、更年期障害といった女性特有の悩みに特に効果的とされています。また、痛覚を遮断するたんぱく質を活性化させる働きもあるため、通風やリウマチ、頭痛など日常的な痛みにも有効です。さらには血管拡張作用ももつため、冷えや肩こり、また女性ホルモンの安定作用と合わせて生理周期を安定させる作用もあります。

ただしよもぎはキク科の植物のため、キク科にアレルギーを持つ方、また女性ホルモンに働きかける作用をもつため、デリケートな期間である妊娠中の方は飲むのを控えたほうがいいでしょう。とはいえ、美容や健康に良いよもぎの成分はまだまだたくさんあります。特に女性特有の悩みを持つ方は、よもぎの青汁も試してみてください。